
早速、今年度1本目の映画を見てきました。
ジョゼと虎と魚たち

ではでは、まずはいつもの第一印象から・・・
今回は「うーん、めっちゃ王道ですなぁ。」です。
ストーリーとしては、本当にいい意味で、「捻りのない王道」だと思います。
それだけに、ストーリーや人物設定、声優さんの演技、映像など・・・。全てが丁寧に作りこまれているので、自然に感情移入が出来て、今回もまた泣かされちゃいました。
今回の映画は、別に泣かそうとして来てないのに泣けたので、それだけ素晴らしい映画なのだと思います。
実は、声優さんの演技では、人気俳優さんを起用しているので、演技はどうだろうって、見る前は少し気になっていました。
ですが、全然気にならないどころか、特に舞さん役の宮本侑芽さんの、興奮してくると方言が出てくる演技などはとても自然で、すごいって唸らされました。
映像では、大阪の色んな場所と兵庫の須磨が舞台となっているのですが、関西に住む私たちが、「おおっ」ってわかるぐらい、描きこまれています。
行ったことのない所も出てきたので、コロナが治まったら、あちこち映画の舞台巡りをするのもいいかもしれないな~って思いました。
特にHEP FIVEの観覧車は、都市伝説でカップルで乗ると別れるって話があるみたいだったので、まだ乗ったことなかったんですが、今なら大丈夫かなとも思うので、是非一度乗ってみたいです。
かずさん、今度、連れてけ~!楽しみにしてま~す(*´▽`*)
もしくは、今はコロナであちこち出歩けないので、大阪観光をこの映画でするのもいいかもしれませんよ(*^^)v
もう一つ、映像美としての感想ですが、桜並木が舞台として幾度か出てくるのですが、そのワンシーンで、赤く紅葉した桜の葉が川に落ちて浮かぶシーンがあったのですが、なぜか印象に残っています。
すごく綺麗でした。
この映画は、夢を持つことの素晴らしさ。
人のもろさ、そして、人の強さがわかるいい映画でした。
「私も頑張ろう」って思わせてくれる映画です。
元気が欲しい時は、是非、足を運ばれることをおすすめします(*^-^*)
あ、それから、鑑賞後に少しウィキペディアで調べましたが、このアニメ映画は、原作・実写版とは少し内容が違うようですね。
機会があれば、そちらも手に取ってみたいと思います。
最後に、花菜さん、清楚だ・・・( *´艸`)
かずから見た感想

私は以前、特例子会社と言って障害のある人が多くいる会社で働いていたことがあります。そこには精神・知的・聴覚・視覚・身体障害など、色々な人がいました。
この主人公、ジョゼも足が不自由な身体障害を持った女の子です。
同じ会社で働いていた人たちは、当初のジョゼのように何も出来ない、という状態ではなく、障害を感じさせないぐらいパワフルな人が多かったです。
しかし、そういう人たちでも色々抱えているものもあるだろうし、ジョゼと同様に色々と乗り越えてきたことも多かった筈です。私はそういう事に果たして思いを馳せることが出来ていただろうか?と、思いました。
人生一度きり、後悔しても始まりませんが、今後生きていく中でもう少し人にやさしく出来るようになれると良いなと思った次第です。