
今回は、2020年下半期に観賞した映画を3本ご紹介しますね。
劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
さて、まず1本目は、「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」です。
それでは早速感想に移りたいと思います。
第一印象は、「また泣かされた(´Д⊂ヽ」です。
ストーリーは、王道で良くも悪くもこうなるんじゃないかな~って感じの、先の読みやすい展開です。
でも、泣かせに来るな~と分かっていてもやっぱり号泣。
あ~、また泣かされちゃったよ~。
ということは、それだけ、美しい映像美と丁寧に織り込まれた心情描写。
そして、声優さん達の演技が素晴らしいのだと思います。
私とかずさんは、前作の劇場版を見ただけで、原作もアニメもまだ拝見していません。
最初は、3つのストーリーが交差していく為に、その点で分かりにくいということと、原作などを見ていないので、設定などが分かりにくいということはありましたが、それでも気になるほどではなく、しっかりと物語に入り込むことが出来たので、初見の方でも大丈夫だと思います。
少し気になった点は、挿入歌が・・・
いえ、いい曲なんですが、物語とマッチしていないような・・・
(あくまでも個人的感想ですm(_ _)m)
私は、曲はなかった方が、より作品にのめり込めたような気がします。
あと、あっこれは飛び込むんかな~と思っていたら、やっぱ飛び込んだ~っとなった時は、ちょっと笑いそうになってしまいました(;・∀・)
それにしても、少佐はヘタレです。
というか、卑怯だと思う・・・(-“-)
気持ちは分からないでもないけど、だったら逃げるなと女の私は思います。
男性目線だとまた違うのかな?
あ~、もどかしかった(+_+)
でも、この作品を見ていて思うのは、思いは伝えられる時にちゃんと伝えないといけないと言う事です。
行動で表すことも大事だけど、ちゃんと言葉にして伝えることもすごく大事。
口頭でもいいと思います。でも、手紙だと、後々まで残るのがいいですよね。
最後に、ディートフリートお兄様がかっこいい・・・( *´艸`)
羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来
2本目は、「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」を紹介したいと思います。
さて早速・・・。
今回の第一印象は、「・・・深い」です。
柔らかめの背景と、デフォルメされた黒子猫ちゃん。そして、ふんわりした絵柄のキャラクター達から醸し出される雰囲気をいい意味で裏切って、中々深い物語でした。
最初は、子猫姿の主人公の、周りの映像から浮いてる感が気になったり、途中、話の展開が止まってしまって「・・・・・・」って思いながら、隣のかずさんが飽きて寝てないか気になったりしてましたが、怒涛の展開が始まります。
戦闘シーンは、スピード感があって、ドラゴンボールやマトリックスみたいでかっこいいし、何より、話が展開しだして、物語にのめり込めました。
また、吹き替え版を観たのですが、声に人気先行で俳優さんやアイドルを使っていない点も、演技が気にならなず、話に入りこめた一因だと思うので、私は評価できました。
俳優さんやアイドルでも、上手な方ならいいのですが、たまに棒読みの方がいるので・・・(;・∀・)
後、この映画で気に入ったところは、ところどころに入る小さな笑いであり、しぐさです。
ほっこりさせられました( *´艸`)
話の内容、展開はというと、王道と言えば王道かも。
でも、王道だからこそ、私はどのラストに持っていくのか気になりました。
話のテーマはというと、ざっくりいうと人間と妖精の共存です。
これは、現代の地球、人間と自然、人間と野生動物に置き換えると、非常に考えさせられるなと思いました。
私は、人間と自然はうまく共存していけたらと願いますが、野生動物たちの住処を奪ってしまっていることに罪悪感を感じます。
これも、弱肉強食と言ってしまったらある意味そうなのかもしれませんが、幸い、私たち人間は、知識を持つ動物ですので、傲慢やエゴと思われるかもしれませんが、野生動物や自然を守っていくことも大事なのではないかと考えます。
話を戻しまして、映画ですが、ラストシーンは泣かされました(´Д⊂ヽ
感動モノと思ってみていなかったので、不意を突かれちゃいましたね~。
人間と妖精(自然)との共存、ゆずれない思い、人と人の関係の築き方。
娯楽性もあり、何より色んな事を考えさせてくれる、いい映画だと思います。
最後に、「ムゲン様かっこいい」と言おうと思いましたが、この映画を観たら、皆さん同じ意見になると思いますので、ここは、・・・館長渋い・・・で締めたいと思います。
なんやかんや言っても、声って大事ですよね~(*´▽`*)
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
さて、ラスト3本目は、2020年話題の「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」です。
ではでは、感想に参りたいと思います。
あっ、意見は十人十色ということで、「ふーん、この人こんな考え方するんだ~」ぐらいの、ゆる~い感じで読んでもらえると嬉しいです(;・∀・)
さて、まず恒例の?第一印象は、「これ、小さい子に見せていいの?」です。
さやとかずさんは、原作は未読で、アニメを蜘蛛の鬼のお母さんを倒すところまで視聴しています。(2021年元旦現在、アニメ見終わりました)
まぁ、その時から、この残酷描写は小さい子に見せるかどうか、賛否が分かれるところだなーとは思っていましたが、映画の方は個人的に、ある描写一点についてだけ、それを特に感じました。
ネタバレになっちゃうので詳しくは書きませんが、キーワードとしては「絶つ」です。
私は、映像で衝撃を受けて、それがトラウマになってしまうかもしれないという観点からは、ある程度大きくなってから観る方がいいと思いますが、アニメや漫画で残酷描写や暴力描写があっても、それを子どもたちが真似するとは思っていません。
また、現実と仮想の世界が違うと言う事を教えるのは、両親や学校関係者、メディアなど、大人の仕事だと思います。
ので、どれだけ血がビャーって出てても、刀でキンキンやり合っても、銃でドンパチやっていても、拳でボコボコ殴り合っていても、私は観ていいと思っています。
ちなみに、わたくしさやは、ゲゲゲの鬼太郎のアニメのエンディングに出てくる骸骨が長~い間怖かったです(-“-)
後、学校の理科準備室の骸骨の模型も怖かった。
ついでに、ジャンルは違うけど、図工室の物置のような部屋にあったモナ・リザの絵と、音楽室にズラリと並んでいる作曲家の肖像画も怖かった。
あれは個人的にトラウマものだと思います(;・∀・)
話がそれてしまいましたが、この映画は、残酷描写などを許容できる親御さんでしたら、話題性もありますし、映像がとても美しく、戦闘シーンもとても迫力のあるもので、子どもさんと一緒に鑑賞されると、良い思い出になると思います。
何故なら、主人公の竈門炭治郎がすごくいい子で、すっごくいい子で、すっっごくいい子で、彼やその仲間たち、そして、炎柱の煉獄杏寿郎の生き様を見ることは、すごく色々と教えられると思うからです。
命の大切さ、協調性、使命、責任感、覚悟、努力することなど、感想や意見をたくさん交わすのもいいかもしれません。
後、個人的にアニメの方が、心理描写が深く描かれている印象があるので、アニメもおすすめです(*^_^*)
この作品の特徴としては、敵側の鬼の過去や心理も、丁寧に描かれている点だと思います。
それがまた、作品に深みをもたらしています。
・・・原作も読んでみようかな~。
最後に、禰豆子ちゃんかわいい・・・( *´艸`)
で、2020年下半期の映画感想を閉めたいと思います。
ここまで見て下さって、ありがとうございました(*^-^*)